守・◯・離

・破・離という
考え方がありますよね。

もともとは千利休が記した
『利休道歌』 に記されていた言葉です。

もっというと、現在言われている
守・破・離の意味自体は、
千利休の流れをくむ茶人である
川上不白が生み出したようです。

次のような意味です。

<<守>>
まずは先達の形通りに
習ってやってみる

<<破>>
様々な流派のやり方を取り入れて
試行錯誤してみる

<<離>>
最終的に、
自分のオリジナルに昇華する

ということです。

この言葉自体は
誰もが知っています。

多くの人は守破離が
大事だとわかっています。

もしくは、生徒に守破離は大事だと
教えている先生も多いです。

ところが、

実践できる人は
意外と少ない。

具体的に何が
起こっているのか?

主に2つの壁が
存在するようです。

1つ目の壁……

1つ目の壁は教室や道場に通う人が
なかなか越えられない壁です。

それは、”守”で永遠に
止まってしまうパターン。

つまり、先生のやり方を
5年も10年も20年もやり続けて
時が経ち続けるパターンです。

これだと、
一向に壁を超えることはできない。

2つ目の壁……

2つ目の壁は、
自分に自信がある人が陥るワナ。

それは、”守→離”と
一足飛びにオリジナル化
しようとするワナです。

なんの基礎もできてないのに、

「私って、さっと自分のものにして
オリジナル化しちゃえるの〜」

と勘違いしてしまうパターンです。

そして、だいたい、
クオリティは高くない状態です。

さらに、本人はクオリティの
低さに気がついていないことが
ほとんど……

mmmmm……

逆に言うと、
この2つの壁を超えることができる人は、
大成する可能性があります。

例えば、私の場合、
セールスは専門の1つです。

私が一番はじめに使っていた
セールスの手法は

「コーチのための
クライアント獲得16ステップ」

というものでした。

今から13年ほど前は、
コーチングやコンサルティングで
成果を上げている人は
多くがこのノウハウを使っていました。

とにかく、このノウハウを使い倒して、
何百回も練習と実践を重ねました。

そして、その後も
いろいろなセールス関係の講座や
コンサルティングを受けてきました。

営業や購買心理の本も
数え切れないくらい読んできました。

そして、その度に実践の場で
試してみました。

うまくいかないものはやめて、
うまくいくものを残してきました。

そして、今、やっと
私なりのオリジナルなノウハウとして
形になっています。

昨年、そのノウハウを継承する
長期間の講座もリリースできました。

その間13年ほど
かかっています。

その結果、今ではセールス関係の仕事の
依頼を受けることも増えました。

もしあなたが、
「これは!」と思うスキルがあるなら、

ぜひ、長期的な目線で取り組んで、
本物の、あなたのオリジナルといえるまで
昇華していただきたいなと思います。

人生が変わりますから、
マジで。

【編集後記】

リフォルニアに親戚が
住んでいます。

その親戚が最近、
アメリカと日本の架け橋役として

バイデン大統領夫人である
ジル・バイデンさんのパレードに
参加したそうです。

親戚の子はアメリカ生まれで、
ただいま大学生なのですが、
日本の文化に大変興味を持っていて
来年は日本の大学に交換留学に来るそうです。

私も小さい頃から仲良くしている
親戚なので、今から楽しみです。

ちなみに、ジル・バイデン夫人は
この方ですね。
→ https://my65p.com/l/m/2LmQsGL5nKEo3M

能登丈瑛(のとたけあき)公式ブログ
→ https://my65p.com/l/m/Nh5Q0fkXSDSeMc