未完了

「本なんて読むな!」

これ、私が次のような人に
心から言いたいことです。

・何かしらの結果を出したい人

かつ、

・「読書しなきゃ!」と思っている人

なぜならば、
全ての人とは言いませんが
多くの人は次のようなパターンに
はまっていることが多いからです。

ビジネスなどを始めたいと思っている

やり方がわからない

ネット検索したり、
セミナーに行ったりすると、
読書が大事と教わる

「何かしら行動しなきゃ!」と思い
その一番初めの行動が読書になる

Amazonや書店で
興味のある本や
人におすすめされた本を買う

あまり読み進められていないうちに
本の数だけが増えていく

何とか本がたくさん早く
読めるようになりたいと思う

そのまま大した量も読めずに時間が過ぎる

「ああ、今年もあんまり
目標に近づくことができなかったな」と
1年が終わる……

このようなパターンが
まるでテンプレートのように
あふれているんじゃないでしょうか。

あるある。

そして、何を隠そう
私自身が、昔は、
上記のテンプレをきれいに
実行していましたww

その上で、読書から結果を
より効果的に得るなら
最低限これはやっておいた方がいいよ
と言うポイントを

今日はお伝えしたいと思います。

ちなみにですが、私自身は
これまで本の読み方については、
次のようなことを学んできました。

・10~40万くらいの速読講座を
2種類受講

・速読に関する本を
20種類ちかく読了

・ 速読講座で学んだ速読に特化した
トレーニングを
半年以上ほぼ毎日実行

・直接読書とは関係ない
視覚やメンタルの使い方を学習

初めて速読や本の読み方を学んでから
15年近く経ちました。

その間、一緒に速読や本の読み方を学んだ
同級生たちの様子も踏まえて
言えることが2つあります。

まず、残念なお知らせから。

速読講座に通う事は非常に
収益率が低いと言うことです。

払ったお金や使った時間の割に
得られるリターンが多くはない、と。

つまり、何十万円も費用がかかる割には
結局本当の意味で
速読はできるようにならないのです。

確かに、速読を習った後
数ヶ月は習ったやり方を実行して
一応早くなる(気がする)のですが、

どんどんまた元に戻っていくのです。

理由は人それぞれあるんでしょうけれど
私の場合は一番大きな理由は
これかなと思います。

「速読術で気をつけるポイントが
だんだん苦しくなってきて
読書が嫌になってくる」

つまり言い換えると

速読術=速読のための何かしらのルールが
存在する

で、そのルール通りに読み続けることは
だんだん疲れてくる、

んです。

さらに言い換えると面白くないと、

もっと言い換えるとつらい、と

ただ、もう1つ、
良いお知らせもあります。

それは本を読むなら
これをやると最も楽しく効果的だよー
というポイントも見つけました。

それは、次のポイントです。

本を読むのをやめて
「探す」ことだけやる。

具体的には次のステップです。

ステップ1:
目次を見たり
パラパラめくったりして

「これって何なんだろう?」

「これ具体的にどゆこと?」

と疑問を持つ

ステップ2:
疑問の答えを探す、見つける

言い換えると、
能動的本を”使う”と言うことです。

何事もそうですが
よほど面白い内容でない限り
受動的に情報をインプットし続けるのって
苦痛になります。

例えば、セミナー講師をやられたことが
ある人なら
経験があると思います。

インプットのためにセミナーを受けるよりも
アウトプットのためにセミナーをやる方が
ずっと充実するし成長できると。

せめて読書するときも、
なるべく能動的になるように
したいですよね。

ですから、受動的に読むのをやめて
能動的に探すってことをやることで
より楽に、しかも記憶や結果に残る形で
本を使うことができます。

上記を実行する上で、
一番やってはアカン事
イチから読むという行為ですね。

義務教育の弊害じゃないかなと思うんですが

「買った本は1ページ目から
順番に一言一句逃さずに
読まなければいけない」

みたいなスタンスです。

これは苦痛読書まっしぐらです。

この読書をやってしまっているのであれば
残念ですが、あなたの負けです。

一言一句、完全完璧に
読むことをやめていいよ。

未完了でいいじゃない。

ぜひ能動的に探すことで
結果につながる効果的な読書を
試してみませんか?

【編集後記】

私の大好きなドラマに
『アンナチュラル』があります。

法医学者の話です。

石原さとみが主演で
2018年にヒットしたドラマですね。

このドラマはおもしろすぎて、
毎年年末年始には
必ず見てしまうほどです。

もう4回は見ました。

おもしろい点をあげるとすれば、
次の3つなんじゃないかな。

1.脚本家の野木亜紀子さんの
ストーリーが秀逸

プロットの使い方がうまく、
好奇心を最後まで掻き立てられ続ける
作りになっている。

2.音楽が秀逸

主題歌は米津玄師の
『Lemon』なのですが、

それ以外の挿入曲は
得田真裕さんという作曲家が
作曲しています。

ドラマの挿入曲はドラマに
合うように作られるものだと思います。

ただ、得田さんの曲は
ドラマの雰囲気やタイミングに
最上級に絶妙
マッチしているのです。マジで!

ちなみに得田さんは私の友人の
高校時代のバンドメンバーだったらしく
当時から才能は秀逸だったみたいです。

3.テーマが死に近い

警察モノや医療モノのドラマは
ヒットすることが多いです。

やはり、死とか、
私たちの本能的に近いテーマは
興味を刺激されますね。

とにかくおもしろいので、
ご興味がある方は
ぜひご覧になっていただきたいと思います。

→ https://my65p.com/l/m/nvd3UutIUGUinO
没頭できます。

では、また!

能登丈瑛(のとたけあき)